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田舎に住んでいるサラリーマンがゆったりと実際に見たり使ったりしたものを紹介していきます

投資に興味ある方必見、漫画とて侮れないインベスターZ

 今回、前々から興味のあった「インベスターZ」という三田紀房さんの漫画を読みました。三田紀房さんの漫画といったら「ドラゴン桜」、「エンゼルバンク」など実生活に生かせる知識の詰まっているものが有名ですね。株、財務関係の書籍を数冊読んでいたのですが、正直小難しくて読むのが苦痛...でした。前々からインベスターZの存在を知っていましたし、なにより面白いらしいとのこと。

 

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あらすじ

簡単にあらすじについて説明すると、

海道札幌市にある道塾学園は、全国屈指の学業成績を誇る私立の男子中高一貫校。炭鉱開発や漁業によって財を成した豪商・藤田金七により創設された。彼の方針により、開校以来生徒やその家族には授業料などの金銭的負担を一切かけないことになっている。
入学試験満点の成績で道塾に入学した財前孝史は、始業初日の放課後に野球部の活動に加わろうとしていたところ、ちょうど野球部まで案内するという先輩に出会う。しかし、行先は校内図書館奥の扉からさらに先にある地下室であった。そこでマージャンをして遊んでいた数人の生徒は、自分たちは学校の運営資金を稼ぎ出す「投資部」であると名乗る。
財前は、得体の知れない投資部という存在に疑念を抱きながらも、マージャンで遊べるのならということで活動に参加することにする。

引用:wikipedia

 道塾学園には学園の天才6名によって活動が行われている投資部があり、主人公の財前孝史は入学したばかりの中学1年生です。作中に登場する企業、人物も実在しており非常に凝った内容となっています。やはり、お金の話はみんながそうであるかはわかりませんが自然とひきこまれてしまいます。

 

感想

 自分でも投資で稼ぐことができるんじゃないかと錯覚してしまいます。現実はそうはいかないとわかっていながらもそうさせてしまう魅力があります。三田さんの作品らしく内容が非常に濃いです。僕は今12巻まで読んだのですが、非常に勉強になる部分がたくさんあります。

 例えば、孝史が食卓でマヨネーズをサラダにかける場面でいつもより出る量が多くなった気がすると言い出します。マヨネーズの容器の星形の突起の数が1つ増えていました。孝史は星形の突起の数が増えると断面積が増え、一回の使用料が増加し消費のサイクルが早くなることを発見しました。

 このシーンが僕は非常に印象に残っています。ほんとに小さな違いでもマヨネーズの市場規模は膨大であり、これが大きく売り上げの増加につながります。こうした部分に気づく重要性を自覚していかないと社会人として恥だなと思いました。

 

 現在、単行本は15巻まで発売されてるので残り3巻読むのが楽しみです。近所のTSUTAYAには12巻までしか置いてなかった...